母の日の贈り物として人気1位はお花・・というように、
フラワーショップやお花に携わる人にとって母の日は大イベントです。
私も昨年と一昨年の2回、FEJフルリール代理店として、
横浜SOGOの母の日イベントに参加させていただきました。
今では誰にでもなじみある母の日ですが、母の日の起源はご存知ですか?
また、母の日にはどんなお花を贈ればいいですか?と聞かれる事もあるので、
参考までに書いてみました。
【母の日のはじまり】
諸説あるようですが、アメリカのアンナ・ジャービスという女性が、
亡き母の好きだった白いカーネーションを教会の参加者に追悼として配った・・というのが有名な話です。
これが広まり、アンナの出身地であるウエストヴァージニア州の知事が
「5月の第2日曜を母の日にする」と宣言しました。
やがてアメリカ全土へと広がり、1914年に正式に「5月の第2日曜日を母の日にする」と、
アメリカの議会により制定されたのです。
【日本での母の日は?】
日本では、1913年に青山学院で母の日の礼拝が行われたのが最初のようです。
アンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届き、
当時の青山学院にいた女性宣教師たちの熱心な働きかけで
日本に「母の日」が定着していくきっかけとなったとされているようです。
参考:ウィキペディアより
【フラワーギフトとして贈るには何がよい?】
ギフトとしてのスタイルでは、生花、鉢植えの他に、手入れがいらないプリザーブドフラワーも人気です。
それぞれに良い所があるので、贈られる方に応じて選ばれるといいと思います。
生花
生花はとてもみずみずしく、香りも良いですが、逆にその香りや花粉が苦手な方もいます。
水やりなどの手間などがありますが、ひととき楽しみ後に残らない物が良いと選ばれるかたもいます。
花束だと花瓶にうつしかえる手間もあるので、お水を足すだけでよいアレンジメントがおすすめです。
鉢植え
長くお花を楽しむことができ、ガーデニング好きな方には嬉しいプレゼントですが、
お手入れをしていかなくてはいけないので、お花を育てるのが中々難しいかたもいるかもしれません。
新築祝いや開店祝いでは「根付く」ということから人気です。お見舞いにはNGです。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは生花を加工して作られた花です。
生花よりもお値段は高くなりますが、水やりの手間も手入れも必要なく
飾る環境によっては数年は楽しむ事ができます。
また、花粉や香りもないので、苦手な方にも贈ることができます。
母の日ギフトとしてはとても人気があります。
【母の日に贈る花】
カーネーション
母の日に贈る花といえば、赤いカーネーションが定番ですね。
赤いカーネーションには、「母への愛」や「母の愛」といった花言葉があることから、母の日に贈る花としてはピッタリです。
白いカーネーションはアンナ・ジャービスは亡き母親への追悼として配ったことより、亡くなった母をしのぶ花として定番となってます。
白いカーネーションには「尊敬」「私の愛情はいきている」という花言葉があります。
バラ
華やかなバラは、女性への贈り物にピッタリです。
女性は何歳になってもバラの花は嬉しいものです。
赤やピンクや赤がやはり定番で人気ですが、プリザーブドフラワーなら生花では見られないブルーもあり、またシックな紫などは年配の方に人気です。
フルリール定番のアレンジメントのロゼはバラとカーネーションのミックスアレンジなので、母の日にもピッタリです。
花言葉:ピンク「感謝」、赤「愛情」「美」、青「夢かなう」
⇒オーダーも受け付けておりますので、ご注文の方はこちらからお問合せください。
ガーベラ
とても可憐で可愛らしい印象のガーベラ。主役のお花としても存在感があり人気です。
花言葉:ピンク「愛」「美」「感謝」「思いやり」
赤「神秘の愛」「前向き」「挑戦」、黄「優しさ」「究極の愛」
ユリ
大輪でバラとは違った華やかさのある百合。
高貴なイメージがあり、気品ある花姿は場の空間を上品に演出します。
百合はそれだけでも存在感あります。
花言葉は、「純潔」「威厳」「無垢」です。
アジサイ
鉢植えではアジサイも人気です。
プリザーブドフラワーのアレンジメントですと、
花材の間を埋めたりと脇役のイメージが強いアジサイですが、
鉢植えのアジサイは品種も沢山あり「これがアジサイ?」というような花姿も見られます。
その他、ハーバリウム人気に火がついてからは、置く場所を選ばない手軽さからハーバリウムを選ばれる方も多いです。
ハーバリウムにお菓子などを添えて一緒に贈られるのもお勧めです。
メッセージを入れたハーバリウムなどで、
普段は中々口にできない感謝の気持ちをこめてみるのも喜ばれるでしょう。
また虹は幸運のシンボルであり、又全ての色を楽しめることから人気です。
⇒オーダーはこちらから承っております。
いかがでしょう。
定番のお花はもちろん、贈る方に合わせたり、
花言葉に想いを込めて選ばれるのもよいでしょう。
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